食事と運動の簡単なコツで超悪玉の小型LDLコレステロールは減らせる
中性脂肪値が高い人は小型LDLコレステロールが多い可能性があります。
血液中に中性脂肪が増えると、LDLが小型LDLコレステロールに変わりやすくなるのです。
中性脂肪値が高い人は、ご飯やパン、めん類などの炭水化物性の食品を多く摂り、甘いお菓子やジュース類を好む傾向があります。
摂り過ぎた糖質をエネルギーとして使いきれず、余った糖質が中性脂肪に変わってしまうのです。
食生活のリズムも関係があります。
夜遅く食事をすることが多かったり、夜食をよくとったりすると、中性脂肪値が上がりやすくなるのです。
また、小型LDLコレステロールが多い人は、体つきでもある程度わかります。
腰回りにあまり脂肪がついておらず、男性に多いお腹だけがぽっこり出た体型なのです。
これは、いわゆるりんご型肥満と呼ばれる内臓脂肪型肥満です。
女性に多い洋梨型肥満タイプは、皮下脂肪は多いものの、内臓脂肪はそれほど多くないので、意外に小型LDLコレステロールは少ないものです。
小型LDLコレステロールを減らすには、まず血液中の中性脂肪を減らすことが大切です。
食事の注意点としては、三度の食事をきちんととって、間食や夜食は控えるようにし、お菓子やアルコールの摂り過ぎを避けましょう。
中性脂肪が多い人は野菜をとる量が少なく、栄養のバランスが偏っています。
野菜やきのこ、海藻をよく食べて、食物繊維を多く摂ることです。
また、青背の魚に多く含まれるDHAやEPAなどの脂肪成分は、小型LDLコレステロールを減らす効果があるので、青背魚を積極的に食べましょう。
大豆食品を多く食べることもおすすめです。
大豆に含まれる大豆タンパクには、血液中の余分なコレステロールを減らしたり、余分な中性脂肪を排出する働きがあります。
小型LDLコレステロールを減らすうえでもたいへん役立ちます。
食事の改善だけでなく、体を動かすことも大切。
運動というとおっくうに感じる人も多いのですが、日常生活の中でよく歩くだけでいいのです。
慣れてきたら、時間や回数を少しずつ増やしていけばいいのです。
また、駅などではエスカレーターなどを避け、極力階段を使って歩くよう心がけることです。
階段を上り下りするだけでもかなりの運動量になります。
- 善玉(HDL)コレステロールと悪玉(LDL)コレステロール
- 善玉(HDL)が不要なコレステロールを回収し悪玉(LDL)が動脈硬化を引き起こす
- 善玉(HDL)コレステロールを増やすには
- タバコはHDL(善玉コレステロール)を減らし動脈硬化を促進する
- LDLコレステロールが高いと言われたら
- 高LDLコレステロール血症は動脈硬化の主要因
- 過剰なLDLコレステロールがアテロール硬化を引き起こし心筋梗塞や脳梗塞の引き金に
- 動脈硬化は活性酸素によるLDLコレステロールの酸化がきっかけで起こる
- 「酸化LDL」が動脈硬化を進行させる
- LDLコレステロールの酸化は抗酸化作用のある食物が防いでくれる
- LDLコレステロールには粒子の小さい「超悪玉」がある
- LDLコレステロールの増加だけでなく中性脂肪も動脈硬化を進める
- メタボリックシンドロームの診断基準にLDLコレステロール値が入っていない理由
- 男性の4人に1人女性の3人に1人が高LDLコレステロール血症
- 強烈な小型LDLコレステロール
- LDLコレステロールは低すぎてもよくない
- 高LDLコレステロールが招く様々な病気