コレステロール

歳をとったら肉を控えて「腹八分目」の食事を

ここで認識しておきたいのは、日本人の食のあり方を見直すこと、長寿の原因が食材にもないかということです。

 

アメリカのテキサス大学のおもしろい研究がありました。
ネズミを使った実験ですが、ひとつの群れにはアメリカ人的な、生涯にわたって飽食をさせる、もうひとつの群れには生涯を腹八分目で過ごさせる、というものです。
この実験によると、生涯、腹八分目の群れのほうが長寿であるという結果が出ています。

 

また、日本人的な、生涯のうち前半は飽食で、後半は腹八分目という形の実験でも、やはり長生きだという結果が出ました。

 

つまり日本人は、若いときは肉をたくさん食べますが、歳をとってくると自然と肉類を敬遠するようになります。
このことは、歳をとると脂肪の摂り方を自分で自然にコントロールしているということになります。
アメリカ人やヨーロッパ人は、うまれたときから肉食が中心であるため、歳をとっても肉を敬遠しないから、いわゆる成人病が多いのではないかと考えられるのです。

 

歳をとれば、肉を食べるよりも魚を多くして、もし、若者夫婦と同居している中高年の人がいたら、肉料理の多い若い人と一緒の献立を食べるより、別々に食べた方が健康によいといえるでしょう。