アルコールは飲み過ぎない
適度な飲酒なら大丈夫
昔から、「酒は百薬の長」といわれてきたように、適量の酒であれば、むしろ健康に、そしてストレス解消の手段として役立っています。
そのためとは一概にはいえませんが、HDLコレステロールは禁酒した場合に低下することからも、アルコールが悪いものとは決めつけられないようです。
ただし、アルコールの飲み過ぎはコレステロールのうち、必ずしも善玉を増やすばかりではなく、悪玉をも増やすといわれていますので、適量を続けることが飲酒の条件です。
中性脂肪値の高い人は節酒を
アルコールは肝臓で中性脂肪を合成する作用が極めて強いといいます。
したがってアルコールが原因で中性脂肪値が高くなっている人は、アルコールを厳しく制限しないかぎり、いくら食事療法をしても十分な効果を得ることができません。
特に、中性脂肪のほかアルコール量に伴って上昇するとされているγ−GTPも高い場合は、たいていアルコールの飲み過ぎが原因です。
こうした人は、まずγ−GTPが60単位以下、中性脂肪が150mg/dl以下になるまで禁酒することが極めて重要な治療となります。
つい厳しい禁酒に耐えられず薬に頼りたくなる人がいますが、残念ながら効果的な薬はありませn。
ですが、これは一生ではなく、検査値が理想値になるまでと思えばがまんもできるはずです。
それでも禁酒などできないという人は、1日に多くても缶ビール350ml1本くらい、または週に2日くらい休肝日(アルコールを飲まずに肝臓を休める日)を作ります。
もしくはビール2〜3本は飲んでしまうなら飲酒日を週に2日、飲みはじめたら止まらないようなら月に2日くらいに減らすなど、できると思われる方法でやってみることです。