コレステロール

食物繊維の摂取量減少

私たちがごくあたりまえに食べている白米、白いパン、皮をむいたりんご・・・。
よく考えてみると、人類はより精製されたものを、また、より食べやすいものを嗜好してきたようです。
その結果、昔に比べ、今では食物繊維の摂取量は大きく落ち込んでいます。

 

食物繊維とは、ヒトの消化酵素では分解されず、食べても消化管から吸収されずに糞便中に出される食品成分の総称です。

 

したがって、食物繊維は、いくら食べてもエネルギーや栄養にはならないものです。

 

そのため、体にとっては無用なものと思われていた食物繊維でしたが、腸の清掃役をすることがわかってきて、ガンや成人病の予防という面で注目されるようになりました。

 

つまり、食物繊維に便の量を多くし、便通を促すと同時に、腸からの糖の吸収を穏やかにし、発ガン物質の吸収を抑えたりする作用のあることがわかっています。

 

しかし、厚生省の国民栄養調査によると、1人あたりの1日の食物繊維摂取量は、1951年の22.8gから1985年の17.8gと、減少してきています。

 

これも血液中のコレステロール値が上昇してきた要因の一つとして見逃せません。